アユ漁業の自主規制について

秋冷の候とはいえ、残暑の厳しい日が続き、何かとご苦労されている事とご拝察いたします。

平素は、四万十川漁業協同組合連合会の事業運営に対し、ご支援とご指導賜り厚く御礼申し上げます。

さて、昨年度のアユの産卵及び流下仔魚調査では、一昨年の倍近い状況で大きな期待をしておりましたが、近年にない遡上の不調がみられ残念な結果となっています。

こうした状況を踏まえて、四万十川漁業協同組合連合会の理事会において、天然アユ資源の増殖を図り、産卵親魚を保護し次年度のアユ資源を維持し、増殖するため、(10月1日から10月15日)の間アユ漁全般を自粛することといたします。

当連合会においては苦渋の決断であり、組合員の皆さま並びに遊漁者の皆さまには大変申し訳なく考えますが、申し合わせとして決定いたしました。

何卒ご理解ご協力の程賜りお願い申し上げます。

尚、併せて産卵場の整備並びに組合員や遊漁者の公平公正を期すため監視体制の強化についても取り組むこととしております。

 

四万十川漁業協同組合連合会
代表理事会長 金谷 光人